令和一杯目の名古屋駅ホームきしめん!

 当たり前だが元号が改まったからと言って特別変わった事は無い。私だけがそわそわしている中央線の列車は定刻通り名古屋駅に着いた。

 ホームの豊橋寄りに在るきしめん屋は未だ開いていない。ネットで調べた通り7時からの営業である。他のホームはどうであろうか。時間に余裕があるので周ってみた。店に掲出されている営業時間は全てのホーム朝7時からである。然し終了時間は20時30分で閉める店と21時30分迄開いている店がある。

豊橋方
・東海道線下り1・2番線 21時30分

・東海道線下り3・4番線 20時30分

・東海道線上り5・6番線 21時30分

・中央線7・8番線    21時30分

・関西線、特急10・11番線 20時30分

岐阜方
・5・6番線ホーム「憩」21時30分

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 いつも何となく開いていたら利用しており意識していなかったがこういう事らしい。ご参考までに。

 放送も「停車駅は八田、春田(略)永和(略)」と特に変わった様子も無く坦々と駅名を読み上げてゆく。良い事思いついた。この放送のお陰で大事な事を思い出せた。

 日本を代表する列車、のぞみ号も朝日を浴びて煌めいている。一番列車は最早出発している。拝んでおけば良かったかな。そして10番線ホームにはしなの1号の表示。令和一本目のしなの号だ。7時丁度発なのできしめん屋の開店と同時である。特急列車の時刻に合わせてもう少し早く開けて呉れても良いのに。

 換気扇が回り始める。出汁の匂いが大放出され始める。始まるぞ、令和が。もう始まっていたが駅そば・うどんマニア的な意味での始まりだ。

 ホームにはしなの1号が入線して来た。ゴールデンウィークらしく行楽客が多い。連休中盤なので穏やかだが初日は大変であっただろう。

 きしめんの看板の明かりが点きしなの号のホームがざわざわし始める。長かった。そう感じたのは私だけのようだ。令和一杯目を狙って待機しているのは私くらいなものだった。
「まもなく扉が閉まります。」

 との放送。そして扉が開いた。閉まるのはしなの号の扉開くのはきしめん屋の扉。結局待機していたのは私だけ。悠々と食券を買いしなの号を見送った。

 一杯目はシンプルであり基本であるきしめんを注文。店内は次々に客が入り賑わっている。開店と同時にこんな感じであるのだからもう少し早くに開けても良さそうだ。フライヤーも店自慢の揚げたて天麩羅作りに余念が無く良い音を立てている。

 一番初めに注文し早く出来るこれがこの店舗の一杯目。名古屋駅と言えばこれだよな。一口食べてみた。令和も宜しく、この味。昨夜の飲酒もあり卵も追加する事にした。酒の後にはこれが良い。

 乗車迄時間があるのでゆっくり味わった。達成感がある。その為初完食にはならなかったがこれもまた良し。

その後例の{良い事」をしに行ったのでした。続く

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令和の夜明けを駅寝で迎えたという話

 古虎渓駅寝
 平成最後の日、私は名残惜しく乗り鉄三昧の一日にして了った。そして閉店間際の駅そば、つまり平成最後の一杯を完食し一度帰宅。最も当初は電車の中で改元を迎えそのまま帰宅する予定であった。だが、やっぱり駅寝したくなり「一寸した秘境」駅に行く事にした。そんな事しているいるから駅迄ダッシュする羽目になった。

 某駅にとっての平成最終列車。馴染みある駅、路線、そして車両でその瞬間を迎える事にした。自分にとっての特別な場所なのである。酒とジョイント音と共に令和を迎えた。零時になった瞬間車内放送での案内は無く他の乗客も特に盛り上がる様子も無くいつもの電車であった。実感が湧かないけど令和になったようだ。

 古虎渓駅に着いた。ホームは大きく曲がっており身をくねらせた長い列車が明かりにギラギラと照らされている。そして、いつも通り発車して行った。改めて駅を見てみると力強いカーブだなという印象だ。

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 駅舎の前に人が数人残っている。山に隔てられているとは言え団地も近い為生活の一部としている人も多い。だから利用者が多い駅だ。駅寝出来るであろうか。少ししたら皆迎えの車がやって来て帰って行った。これで一安心。晩酌を再開する。なかなか立派な木の椅子が残る。昭和時代のものらしい。最終の普通列車、それからゆっくり通過してゆく快速列車共に穏やかな列車であった。それから腹の底から響くバリトン声のようなモーター音が聞こえて来たと思ったらタキであった。新元号も長野のライフラインとしての力強さを感じる。

 みんな帰ったと思って駅舎を写そうと表に出たら何と未だ人が残っているではないか。迎え待ちだとは思うがどうなる改元駅寝。終電から一時間経つ。彼も凍死の心配は無いから寝るつもりかな。などと考えていたら無事お迎えが来た。矢張りこんなことをするのは私くらいなものだ。

 その後は普通の駅寝であった。取り敢えずホームの撮影。駅名板の光の当たり方が妖しくて良い。その最中に点字ブロックに血痕らしきものが付いているのに気が付き少しぞっとした。数年前あったんだよな、自殺が。
 平成最後の本屋での買い物は百合姫。これを読んでいるうちに眠くなり就寝。駅舎内、ホームのどちらも明かりは点きっ放しだ。

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 鳥がチロチロ鳴いている。都会の鳥ではないな。そう考えながら目を覚ました。雨は引き続きパラパラと降っている雲が深く立ち込め谷の中という感じの朝だ。その後ろから令和の明かりが光っている。神々しい雰囲気であった。昨夜のタキはそれこそ瀧であったかのようだ。それが昇って行った方にエネルギーを感じる。

 始発の時刻が近付くと人が集まりだす。と言っても数人だ。こんな休日に朝早くから動く人が山奥では珍しい。

 一番列車の車内はそこそこ席が埋まっていた。大きなスーツケースを持った人が目立つ。新幹線に乗り換えて出かけるようだ。
 朝日ははっきりとは見えないが新しい時代が沸き立っていた。流石改元と言える朝であった。

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平成について思う事。

「平成」とは何であっただろうか。私にとって初めての改元である。そして平成が失われたように思う。全く主観的なぼやきであるが書かずに居られない。

 私は平成三年生まれ。湾岸戦争の年のようだ。だから「大人」はみんな昭和の人達。自分達は平成といった具合に大人と子どもを分けるものであり、同世代の仲間という感じであった。

 それから平成と共に歳を重ねて来た感じがある。履歴者は全部平成で十分だった。

 そんな感じで今のところ人生そのものだったように思う。寺山修司の「我に五月を」が身に染みる。今まで人生に関わって来たものが失われ新たに誕生する。丁度五月である。

 そんなわけで平成最後の日と令和誕生の日は彷徨っていた。数々の儀式といった公のものの事はあんまり考えていなかった。只々乗り鉄して彷徨っていた。駅寝の事とかはこれからゆっくり書くとして日付が変わる前に一筆といった具合である。

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7城崎温泉、タオルを貰って足湯(フットバース!)~駅メモ!城崎イベント駅巡り 律儀に全駅途中下車

 玄武洞の辺りをゆっくり走って城崎温泉駅に到着。瑞風を見送りに来て以来だ。改札を出たら正面にこのりさんがお出迎え。みどりの窓口の所にもいる。駅を挙げて推しているのだな。というかよく見たら駅員ではないか。それ迄旅館の人かと思っていた。
 日帰りは矢張り時間が無い。道に迷ったら間に合わなくなりそうなので先ず目的のタオルをゲット。メモラーらしき人が何人か居るではではないか。同じ18切符使い切り目的の方々だろうか。
 この城崎ツーリストインフォメーション「SOZORO」は和風カフェを兼ねた観光案内所。日本人でも外国人でも道中の疲れから解放されがてら旅の計画を立てるのに良さそうだ。
 駅前に足湯がある。先日丁度ズッコケて足に怪我していたので浸ってみた。結構しみた。おかげで二週間程経った執筆時ではだいぶ良くなっている。流石鉄道事故に遭った志賀直哉が湯治に使った名湯。
 そして早速タオルを使用。丁度良かった。使わず取っておく人も多いけどこれが本来の目的だと思う。

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 帰りは呑み鉄するぞ。ただ、ビール1缶では足りなさそうだ。そこで日本酒とちくわを購入。ここの売店はおつまみと日本酒がセットになった千五百円の商品もあって高級感がある。温泉血は客層や来る目的が違うな。

 私は18切符の貧乏旅行。福知山行きの鈍行列車で缶ビールとカップ酒。これもまた良し。

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6豊岡過ぎたらいよいよ~駅メモ!城崎イベント駅巡り 律儀に全駅途中下車

 ディーゼルカーの車庫がある。ラッセル車もあり冬の日本海側の厳しさを物語る。ここは余部鉄橋もある県境の秘境区間への入り口。電化区間は二つ先の城崎温泉迄。普通列車の運行上の区切りとなる駅でもある。私が乗って来た電車はここが終点。気動車とは30分位での連絡だ。故に滞在時間が短い。

 主要駅という感じのみどりの窓口。ゆるキャラも居て愉しい。

 駅舎は橋上駅舎。ショッピングセンターと連絡通路もある。残念ながら行っている暇はない。キオスクはカニ系の弁当が揃っているので乗り換えの時にオススメ。
 反対側に行っている時間は無い。ホームに降りたら既に入線していた。故障した鞄の自動販売機なるものがある。特産品なのは良いが果たしてこんな所で売っていて需要はあるのだろうか。1500円くらいするし。

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 遅れている特急列車を待ってからの発車。確か20分位遅れているような気がした。然し、元々の発車時刻が20分弱前だから数分の抑止で済んだ。次のチェックインポイントはいよいよ城崎温泉。

 途中の玄武洞という駅がまた秘境感があって駅寝欲をそそられる。今度行かねば。

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4鉄いぜ和田山~駅メモ!城崎イベント駅巡り 律儀に全駅途中下車

 鉄道マニアとしてはとても楽しい駅であった。何と言っても赤レンガの車庫がドンと鎮座しておられる。なかなか壮観である。ホームから対面出来るので手軽に楽しめる。跨線橋は割と新しい感じだ。両端がガラス張りになっている所からもそれを感じる。

 階段を降りて改札口へ向かうと可愛らしい電車達がお出迎え。玄関に佇む猫みたいだ。都会の駅ならば邪魔になって了いそうだがここなら平気らしい。

 駅の外観は現代的だ。跨線橋に一体になっている。駅前のロータリーにはモニュメントが設置され美しい。反対側のレトロなのとは対称的である。この時は雨もだいぶ止んでいた。

 この駅からは播但線も発車する。キハ40系気動車がいてエンジンを唸らてているのも雰囲気が出て良い。それにしても面白い顔だ。この平たい顔の車両はキハ41というらしい。恐らく短編成でも走れるように改造して運転台を取り付けたのであろう。魔改造というやつか。車内は普通にヨンマルで昼間からビールが進んでいるようだ。
 私は山陰線の電車の方に乗る。キハ41を見送った後同じホームにやって来たのは何と国鉄型の車両。未だ運用が残っているようでホッとした。ボックス席を余裕で占領出来るのも嬉しい。

 この車両、よく見たら車橋のボックスは駅メモの広告が貼ってある。我々からすれば特等席だ。折角なので揺れは大きいがここに移った。
 それにしても城崎でこの文言は悪い冗談か?文学を知っていて且ひねくれものだとそう思うだろう。志賀直哉は山手線の列車に撥ねられて重傷を負い湯治の為に城崎に訪れていた。その時の経験を基にして書いたのが有名な「城崎にて」である。実は人身事故がきっかけで有名になった温泉という側面もあるのだ。

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音威子府駅そば再開!  豊かさって何だろうね

 4月25日に音威子府駅の駅そば「常盤軒」が営業を再開したそうだ。営業時間が短く材料が無くなったら終了。その上味と色に定評がありマニアの間で「幻の駅そば」とか「伝説の駅そば」とか言われている。元々天北線との接続駅として賑わった時に営業を始めたが天北線は廃止され宗谷線の列車本数も少なくなって了った。乗降客もまばらになったが高齢の夫婦が今でもその味を守ってるという感じの店だ。それ故昨年突然営業が休止されて了った時は再開できるか不安に思う声も寄せられていた。

 以前このブログでも書いた通り訪問は果たせた。だが、その記事について心の中で引っかかる事がある。「そこに座って食べて下さい」という言葉の裏にはなにかあるのではないかとふと思うのだ。

・ぶっちゃけ「本来の駅そば」とは矛盾してるよねそこがまた良いのだが・・・
 駅そばといえば「立食」が基本である。乗り換えや少々長めの停車時間に掻き込むものである。そして、その店舗が在る駅はそこそこ利用のある駅である。そうでなければ需要が見込めない。

 音威子府駅も以前はそのような駅であったようだ。駅そば屋の存在がそれを伝え鉄道マニアの五感を刺激する。矢張り賑やかな駅は迫力がある。想像しただけでもドキドキする。
 しかし、よく考えれば淋しい事なのかもしれない。皆すぐに何処かに行って了う通過点。それが駅だったのかもしれない。現在の常盤軒は本来の駅そばの姿とは矛盾するけどそれで良いのかもしれない。本当の豊かさって何だろう。なかなか答えが出ずこの分を書いていて筆がちょくちょく止まる。

 思い返せばいろいろな方々にお世話になったな。どんな思いでそば(うどん)や旅人を送り出して呉れていたのだろうか。多くは語らない。ふつふつと思い出す。

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 時刻表とにらめっこしながらの旅はそれはそれでワクワクするし時間を見つけて立ち寄る駅そばはあたたかく旅の心の栄養でもありやめられない。これはこれで好きなのだ。でも、ゆっくり行く旅のスタイルもあるのかな。

 前回の音威子府は日帰りの日程になって了った。だけど撮り鉄しにぶらりと外を歩いていたが自然豊かで良い所だった。川はきれいだし線路も現代の感覚からすると大分無防備で面白い。秘境駅の保護も村を挙げてしているみたいだから駅寝とかもしてみたい。考えるだけで楽しくなって来た。

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3八鹿駅、降りてしまった~駅メモ!城崎イベント駅巡り 律儀に全駅途中下車

 和田山駅の赤レンガ車庫を横目に先に八鹿駅へ。折り返して上り列車も活用した方が効率よく回れる。こう書いて「ようか」と読む少々難読である。交換列車があるらしい。それを撮影してから改札へ行く事にする。相手は特急列車。普通列車の方が先に着いてお待ちする形である。カーブを曲がってやって来る白い特急列車はなかなか美しい。

 駅舎は田舎にしたら少々大きめの駅。待合室が充分な広さがある。ニチレイの自動販売機もある。
 駅前はバスターミナルになっている。ここからバスに乗り換えて観光地へ向かうのが一般的のようだ。程々の高さの山に囲まれハイキングに丁度よさそうだ。この日は平日という事もあり閑散としていた。

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 駅前に商店街らしきものはあるが店は営業しているか怪しい。コンビニも近くにあったと思うが見当たらない。
 滞在時間はそう長く取れない。「決して降りないで下さい。・・・」の看板の意味がよく分かる。自然豊かな良い所だ。
 この列車も交換を行う予定だったが反対の特急列車が大幅に遅れているので流石に見切り発車するようだ。定刻になったので発車した。暫く走るとコンビニが有った。やっぱり便利なのは幹線道路沿いなのか。
 そして、大事なことを忘れていることに気が付いた。スタンプ押すの忘れた!!

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2ラッシュに揉まれて福知山~駅メモ!城崎イベント駅巡り 律儀に全駅途中下車

 米原に着いた。向かいのホームで普通列車が待機していた。これは有り難い。そのまま移って寛げる。だが新快速に抜かされるようだ。もう発車して了った。近江八幡で乗り換えれば良いのだが。
 早朝という事で乗客は少ないだろうと油断していた。ホームには乗客が沢山待っている。これは混雑するだろう。新快速では座れるかな。ぐずぐずしている間に近江八幡駅に到着。後から追いかけて来た新快速は座席の半分弱は埋まっている感じ。何とか席は確保出来た。これで疲れる事は無い。

 京都には定刻通り着いた。次の乗り換え列車は32番線からの発車。便利な所にうどん屋があるホームだ。そこでいつも通り朝定食を注文。関西ではお馴染みのメニューだ。天カスを若干盛りすぎたかな。
 福知山行きの列車には発車時刻近くに乗り込んだ。車内は満員だ。郊外へ向かう列車だから朝は空いていそうなのに。京都市内の移動だろうか。保津峡を越せば空いてくるかな。結果、若干少なくなったもののまだまだ立っている人がいる。

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 園部駅辺りで漸く空いた。ここからの区間が秘境感があって楽しい区間だ。座れてほっと一息。
 福知山は最初のチェックポイント。忘れず押した。ホームには特急列車が何本も入りなかなか見応えがある。北近畿のターミナル駅だ。
 乗り換え時間は少々余裕があるが油断していると過ぎて了う。下車印とスタンプを入手。それから駅舎も見てみる。雨であまりしげしげと眺められないのだが残念であるが良いデザインの駅舎だ。
 全然調べていなかった列車の時刻を見たらあまり効率良く回れそうにない。折り返すテクニックが使えそうにないが名古屋に帰る便には問題無い。兎に角、乗り遅れが一番勿体ない。余裕を持ってホームに行こう。

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1旅の始まりは駅寝から~駅メモ!城崎イベント駅巡り 律儀に全駅途中下車

 「ステーションメモリーズ」通称「駅メモ」がイベントをやっている。GPSを使ってどの駅に行ったかを記録したりバトルしたりする位置ゲームの一種である。それが城崎温泉駅とその近くの駅に行ってアイテムやオリジナルタオルがプレゼントされるという企画をやっている。私は駅巡りも兼ねて参加してみた。

 その日は朝から行けたら良かったが結局米原迄行ける最終列車に乗車。その途中で駅寝する事にした。関ケ原米原間は東海道線の中で最も田舎の区間。窓口も早々と締まって了う筈。その中の一駅、柏原駅で寝る事にした。以前撮影の為に降りた事がある。近くに伊吹山と併せて撮れるスポットもある。なかなか眺めが良い駅とその周辺だった。
 長いホームで乗って来た列車を見送った。そうしたら貨物列車が走り抜けていった。幹線はこれが一晩中あるからな。果たして寝られるだろうか。
 跨線橋は古めかしく渋い味が出ている。ホームの案内が昭和の雰囲気だ。駅舎内は誰も居らず。事務室にも誰も残っていないようなので一安心。広くは無いが木の長椅子が有るのはとても有り難い。快適に眠れそうだ。貨物列車の音もそんなに入って来なかった。

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 駅前には自動販売機が並んでいて飲み物にも困らない。最適な駅である。駅舎は四角くタイルが貼ってある。一昔前の地方の駅という感じだ。雨も降って来たことだし撮影は切り上げこの日は早々と寝た。長椅子の木の暖かみが心地良い。ICカードの改札機の電源は落ちている。だが照明は点きっぱなしだった。
 翌朝、一寸早いくらいの時間に目が覚めた。二度寝出来そうな程時間の余裕が無いのでこのまま起床。外は雨が降っている。山の中は雨に遭い易いのはあの日と変わらないなと苦笑。
 あん団子で軽く朝食。京都に着いてからしっかり食べる予定だが流石にそれ迄お腹が空く。

 雨の降りしきる中一番列車が走って来た。周りは暗く眠そうである。車内はとても空いていて一両に一人といった感じだ。にも関わらず八両編成なのは回送も兼ねているからであろう。

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