「雪」は閉ざすもの。

雪が降っているシーンを作品毎に考察してみましょう。結論から申しますと閉ざされた空間や会えない時間に用いられています。

「星のこえ」
 ミカコからの返信を待ち続けるノボルのシーンで雪が積もっています。思い出の「階段下」のバス停なんかは印象的ですね。

「雲の向こう、約束の場所」
 東京に一人進学して孤独な貴樹。街には雪が降っています。
 ヴェラシーラの発進準備の最中、サユリは眠っていて会えないも同然。そこでも雪が降っています。

「秒速5センチメートル」
 第一話雪で遅延する列車に閉じ込められたり待合室で待て居る時に容赦なく雪が降っています。
 第三話で東京に向かうアカリは遠い昔の夢を見たといっています。未だ思い出にできていないのでしょうか。仕事を辞めて彷徨うタカキのところにも雪は降っています。

「星を追う子ども」
 アスナの父親の墓を参るシーンで雪です。アスナはまだ幼くて何も知らないようですが母は泣き崩れています。

「言の葉の庭」
 ユキノの回想するセリフで雪の御苑が映し出されます。陰湿な苛めを受けていることを思い出すところです。その当時の彼女の心境、立場ではないでしょうか?
 ラストシーンでタカオが一人東京の新宿御苑の東屋に取り残されている所に雪が降っています。

「君の名は。」
 「聖地巡礼」して分かったのですが飛騨で三葉を探すとき行き詰ったバス停は雪で通行止めになる峠道への入口に位置します。そこで行き止まりなのです。
 大学卒業、就職を目前にした瀧は何処か見覚えがある女性とすれ違います。ですが会えません。そのシーンで雪が降っています。雪が降ってるので傘をさしていて顔が隠れてしまってるとも言えます。

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