「君の名は。」の主題は「埋没」説

映画「君の名は。」のテーマは埋没ではないかな?

ラストを見てそう思いました。難を逃れた糸守町の町民が東京に埋没しているように見えます。瀧から見たら夢の中の住人ですね。それが何のへんてつもない東京人になったのですね。約一名夢をみとるような人がいますが。そう、四葉さんです。教室の窓際でぼんやり空を見つめているのは新海作品でよくみる絵ですね。
スーツ姿の瀧くんはリア充達に弾かれていますね。そう、面接官のお偉い方様は皆結婚指輪をしていますね。つまり全員リア充ですね。逆に司くんは晴れて彼らの仲間入りを果たしたようですね。おめでとうございます。結婚して出世してというのが普通ではなく大変なことであったということですね。よく分かります。
そうして東京で会社員生活を送っている瀧くんの目の前に現れたのは雑草みたいな名前の女。クローバーって葉っぱが三つだったら雑草も同然ですね。彼女に出会った事で自分がごくごく平凡な人間であると悟ったのではないでしょうか?そしてその前兆に出てくるのが東京に埋没している元糸守町民カップル。
こう考えると昔からの新海作品みたいだなと思いました。自分がなんでもできる、特別な存在と思っていたあの時との決別ですね。そして人間の歴史にの中に埋没していくのでしょう。これが喜劇として受け入れられるのは出世が現代の若者にとってステータスでないということの現れではないでしょうか?
四葉、あんた今夢を見とるな
最後のところで東京に移住してきた元糸守町の住民が映されますね。皆さんしっかり埋没しているようです、ただ一人を除いて。
宮水四葉。無事高校生になったようだけど何やらぼさっと空を見つめている様子。しかも窓際の席です。新海監督の過去の作品でも窓際で孤独になるシーンは出てきますね。秒速の中学生の明里や生徒会室の貴樹、空の向こうの佐由理の席は窓際。等々に出てくるシーンそのままですね。
姉や母、祖母更にはご先祖様や他の新海作品の登場人物までもが通ってきた道をしっかり歩んでますね。誰と入れ替わってるのかな?

「君の名は。」についていろいろ語ってみた

新海論トップ

雑記林トップ

広告



シェア、拡散歓迎です!宜しくお願いします。