ありがとう渡島沼尻駅駅舎
次回のダイヤ改正で3駅の廃止が濃厚な函館本線砂原支線。日常の利用者も多そうな印象だったので残念です。日常の利用者が多く駅寝にもってこいな駅は意外と少ないだけに残念でなりません。ところがその中に渡島沼尻駅が含まれておらず安堵しました。来年の夏はここを拠点にしてみるのも良いかと考えました。ところが喜びも束の間駅舎は解体され駅寝出来ない駅となってしまうそうです。こんな渋い駅舎、寝ずに終わったら後悔すること間違いなし。という事で行ってきました。
冬の太陽は涼むのが早かった。そして列車本数も少ないです。前夜東京を高速バスで出発して津軽海峡フェリーで渡道していては日没前に到着で到着できる便に乗れず真っ暗な駅に到着。両隣の駅との距離がある森のど真ん中の駅なので少々不気味です.ホームの位置は互い違いになっているタイプです。駅舎に向かおうとすると踏切を渡らねばならず乗って来た列車の発車までお預け。ああ、すぐそこに渋い木造建築がどっしり構えているのに。こういう時に普段は味があると感じるキハ40の発車のエンジンを吹かす音がもどかしく感じます。
割と大きな駅舎ですがその殆どが使われていないようです。中を覗いてみると泉沢駅や北豊津駅に在った除雪作業員の待機場所でした。冬は使われるみたいです。これから取り壊すとしたらこの冬はどうやって越すのかしら?
待合室はこの通りベンチが一つあるだけ。床と固定するねじが外れていてグラグラします。





踏切の板に霜が付いていて光を乱反射して輝いてました。












左半分は真っ暗

天上です。寝ます。。。


他の明かりが消えている分輝きが増します。


真正面から見た感じです。

周りの光が遮られているため星の輝きは最高です。




オリオン座が良い感じ。
この後月が昇って来たので空が照らされてしまいました。

朝です。電灯が付きました。

一番列車西の空はまだ暗い。

東はこんな感じ。森を線路が割いた辺りから日が昇ります。


朝日を写す駅舎の窓


駅舎内から撮影






二本目の列車は圧倒の三両編成です。想像に難くないと思いますが高校生の通学列車です。親が車でお見送り。列車が来る直前まで車内で待機していました。駅舎好きとしてはちょっと悲しい光景でもあります。

朝日に向かって。。。

雲が茜色を映し出しています。この後にやって来た午前中唯一の森行に乗車し駅を後にしました。
以下周辺散策。こんな神社が有りました。



