長崎新幹線ってこんな感じ。。。開業当日に乗って来た。

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九月23日、私は九州に居ました。目当ては勿論西九州新幹線です。一番列車に乗ろうと意気込んでいたのですがブレました。前日まで在来線の撮影をしていたのですがそちらの方に郷愁を感じてしまい電車の最終列車肥前山口行に乗車する事にしました。すると長崎発の新幹線一番列車には乗れません。武雄温泉発はよく見ると長崎発の折り返しで途中の各駅を一番に発車する列車でもありません。そんな感じなので江北発気動車の一番列車に乗る事にしました。他線区のお古であるキハ40系列と言えど専用塗装が施してあり様になっていたので純粋に乗ってみたいと思った車両でした。この話はまた次の機会に。。。

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長崎に着いてから居眠りをして周囲をぶらぶらと散策。高架広場に新幹線のイメージ図がありました。実際にやって来た車両と合わせて撮影しました。随分と違うような。500系に近いデザインですね。構想からの月日の流れを感じます。昼花火は音だけ聞きました。開業記念の焼酎やビールは欠かさず購入。駅ビルの紙袋も祝賀ムードだし車内で食べたいものを購入。

お昼になりブルーインパレスの展示飛行の時間になりました。そうしたら雨が降ってきました。駅前のコンビニ一店舗の傘は売り切れる事態に。大勢の見物客が見守る中一機の飛行機が見えてきました。定刻より少し遅かったので中止の心配をしたのですが待った甲斐がありました。駅前の空をグルっと三周ほど周り鈍色の空も活気に満ちていました。複雑な演技は視界不良で出来なかったのですがギリギリできる命懸けの飛行。空中での隊形を保った行進は見事なものです。

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さて、夕方になりましたが開業日のうちに乗車したいと思い駅に向かうも券売機には長蛇の列が出来ておりました。浦上まで買いに行った方が早いかもしれないと錯覚するほどの列。一番列車が行った後もこうなるのね。結局30分位で買えましたのでここで買った方が早かったです。

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前置きが長くなりましたがいよいよ乗車です。自由席の座席確保の為にすぐ発車する列車の一本後に乗る事に。昨日まで在来線ホームから眺めていた車両に囲まれた高揚感から呑んでしまいました。外で飲むビールは最高ですね。長崎名物ハトシもおいしい。
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自由席の座席は秋田新幹線こまちカラーののぞみのエコノミーシートと言う感じです。色を変えるだけで東海道ブルーのビジネス感がなくて田園風景みたいになるから不思議なものです。
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多数のお見送りと言うか見物客に見送られいきなりトンネルへ入って行きます。山に囲まれた長崎の地形をよく表してます。そしてトンネルを抜けると山間の里が見えてきます。長野県の姨捨駅からさらに奥に入って行った沿線、当然駅が無い所まで歩いて行ったことを思い出しました。それにしても鉄道が通じることなく文明から取り残されたような里山。普段都会で暮らしていると忘れてしまいがちな光景です。それが新幹線という最新技術の結晶によって万人の目に掛かるようになるのは何とも不思議な巡りあわせです。

幾つかの里を過ぎトンネルを抜けた瞬間視界が突然開けました。大村の町中に出たのです。ここが先程も挙げた姨捨付近との大きな違いなのです。姨捨は街を形成する善光寺平を抜け稲荷山駅から山に沿って徐々に標高を上げていき姨捨駅付近の村、更には奥の山里へと日本の社会を順に巡って行きます。それに対してこの新幹線は里からいきなり町なのです。地形の概念が変わったなと感じる瞬間でした。

大村付近の車窓は噂通り大村湾を望める絶景です。二列シート側が海側です。今回は惜しくも埋まってしまい反対側の窓側席でした。何名かの頭越しですが見て知ると大きな雲が幾重にも重なりそこに傾いた日が差し込んでいました。正に三好達治の「鴎」という詩のように雲を臥所だったり太陽を西の壁にかけているようでした。在来線は地面を走りますので辿り着かない、航空機はあっという間に飛び越えてしまう鳥たちが暮らす高度を保ち続ける事で鴎になれたような気分でした。

武雄温泉駅での乗り換えはあっという間でしたね。新幹線を乗って来たのに改札を通さないのは不思議な感じです。自由席同士だと在来線の787系の方がゆったりしていました、丁度陽が沈むタイミングで米どころの何も遮るものが無い平野に涼む夕日はかくべつでした。

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