秒速駅寝

 「秒速5センチメートル」の舞台のひとつ岩舟駅で駅寝しました!先ずwikiで無人駅になってるのを確認。作品の中では夜間閉鎖される有人駅ですが合理化のおかげで駅寝可能になりました。
 平成29年4月3日。桜は満開の少し手前で秒速五センチの速さで落ちるにはまだ少し時間が掛かりそう。水戸方面から水戸線を乗り潰し小山駅へ行きました。周囲は真っ暗で何もやることがないのでそのまま折り返しました。青春18切符の場合経路違反でないので快適な車内で小説「秒速5センチメートル」を読んでいました。

小説・秒速5センチメートル (文庫ダ・ヴィンチ)

 そうしたら昼間の快晴と打って変わってざあざあ降りの雨。更に雷の音も。友部へ向かう車内が何度明るくなったことか。
 折り返しの時、車内が一時停電しました。まあこんな天候なので不思議ではないですね。ピカゴロゴロ。
 再び小山駅に着いたときお腹が空いたので駅前のイトーヨーカドーに食料調達。この時宇都宮線が落雷の影響でダイヤが乱れていると知りました。雪では無いけど悪天候なのは作品に近くて良いですね。不謹慎ですが。因みに両毛線は遅れていない模様。空腹は流石に勘弁。。。
 食事を終えて新海作品ではお馴染み紙パック入りコーヒー片手に両毛線ホオムヘ。ダイヤの乱れで少々殺気立ってる橋上駅舎の長い通路から階段を降ります。薄暗く物寂しい雰囲気がまた良いですね。作品のイメージにぴったり。階段を回り込むように歩くとそこが昔の通路だったらしい更に薄暗い空間がありました。作品当時はそこが通路だったのかな。そしてこの鉄の冊付近で手紙を翔ばしてしまうわけですね。駅そば屋はありませんでした。ホオムには待合室ができておりこれなら雪の日も快適に列車を待てそうです。両毛線の車両は銀色の車両に変わっていました。しかし時間帯によっては作品と同じ湘南色の電車も走るそう。今度時間を見つけて乗りに行きたいです。でもあと数年の予感がします。作品にも描かれている鉄道構造物を凝視した後に車内へ。ロングシイトの車両です。腰かけてコーヒーを一服。




 なんと、この最終列車は遅れている宇都宮線と接続を取るそうです到着遅れますが列車遅延は作品の大事な要素。作品の世界に近づきます。やがて宇都宮線の列車が出ていきます。これで乗り換えが済んだら出発。10分くらいの遅れかな?そしたらなんとこの次の列車を待つそうです!列車と列車の間隔は信じられないくらい長かったです。
 やがて宇都宮線の列車が走り去り出発。ようやく聖地に行けます。其程距離もないので寝たら乗り過ごしそう。小山の次は思川駅。なんかこっちの方が恋愛ものにはしっくり来ます。其から数駅で岩舟駅着。昔ながらの島式ホオムに平屋の駅舎。日本の田舎の光景です。私以外に降りる方も何人かおり生活感を感じます。(秘境駅では全然無いですね。)
 これまた古めかしい昭和の跨線橋を渡り駅舎に入りました。木のベンチはあるけど肘掛けで区切られているので寝れず床で寝ることに。当然ストオブは無く寒々としていて窓口も潰されていました。そしてなんと扉まで撤去されてる有り様。軒の下とあまり変わらない感じです。
 三脚を持ち出して静まり返った駅を撮影しました。解放感溢れるホオムに聳え立つ車掌用の信号は清々しさを感じさせられます。駅舎には手書きの看板が残り風格を漂わせています。
 紙パック入りコーヒーのせいかトイレに行きたくなり行ってから就寝兎に角眠かったです。しかし、この後に二度ほどトイレに起きることに。。。
 翌朝は清々しい朝でした。始発前からおじいさん達がちらほら集まって雑談する様子は地方の駅の暖かさを感じます。朝焼けの駅も撮影。作中でふたりを包んだ朝日もこんな感じだったのかな?
 気がついたら始発列車の時間でした。慌てて荷物を纏め目の前に入線してきた列車に乗り込みます。あれあれ、作品では跨線橋を渡った島式ホオムでお別れだったような気がします。発着番線が変わったのか、其とも島式の方が二人だけの空間を演出でき、列車が去ったあと明里が田んぼの真ん中にポツンと残される孤独感を表現できるからなのかどうか判りませんがこうなってました。
 
そのときの写真はこちら 岩舟駅寝

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