新海誠と安藤忠雄のコラボレーションが素晴らしかったという件

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今回、安藤忠雄展と新海誠展が同じ建物内で同時期に開催されるということで小海町高原美術館で入場券が販売されていた。現在新海誠展は国立新美術館で開催されているがその前は小海町高原美術館で開催されていた。その美術館の設計者が安藤忠雄である。巡回展の会場を追っかけている私としては会場そのものが大変気になる。この会場はどういう建物でどう展示に活かされたのだろうか?そんな疑問が湧いてきた。そんなわけで建築にあまり縁がない私であるが購入。会場に先日行ってきた。

 

光の演出

安藤忠雄は光に拘る建築家のようである。難しいことはよく解らなかったが光の印象というか人間の本質に響くような設計になっているようだ。小海町高原美術館でもチケットを買って展示室までの長めの廊下があったがそこには優しい光が差し込んでいたことを思い出す。最初の展示は光だったようだ。物事の根本的な部分の光。それが心を清めこれからの芸術鑑賞に必要な何かを産み出していたのかもしれない。

そして新海監督といえば光とそれから影の動きを細かく描いているアニメーション監督である。黄昏時は勿論雲が落とす影や窓枠から差し込む光を詳細に描いている。なるほど、光を重視するもの同士の組み合わせだったのか。光の演出が作品の世界観を作り上げていたのだ。

次回はできることなら黄昏時に訪れてみたい。あの美術館がどのような表情を見せるのか楽しみだ。

迷路のような楽しさ

「梅田のダンジョン」と聞いて大阪の地下で道に迷った方なら苦笑するに違いない。あの地下街はごちゃごちゃしていて道に迷う。迷路のようだ。大阪に設計事務所を置く安藤忠雄の作風もまさにそれだと感じた。本人も使いにくいのによく住んでくれていると言ってるくらいである。

シンプルだと使いやすいことは確か。だが、住んでいて誇りが持てる家や地域の住人が誇りに思える公共施設ではない。そういう理念があるようだ。

小海町高原美術館もそんな造りだった。小さな部屋が続いていく迷路のようだった。次々に進んでいく面白さがあった。しかも作品ごとに額の色が分けられており、その色が空間を支配できるほどの広さであった。黄土色の「星を追う子ども」の空間の次は緑色の「言の葉の庭」の空間、更に青色の「君の名は。」の空間へと巡るワクワク感があったように思う。一つ一つの部屋が狭い事を活かした演出であった。

 
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建築に疎いがとりあえず入ってみたら色々と発見があるものである。ご縁に感謝。

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