言葉が彩る「秒速5センチメートル」~「ちゅぷき」様の音声ガイド付きをみてきました。

山手線の線路沿い、駅の真ん前から一歩入ると住宅街なのは意外と言うかメディアって本当に駅前しか写してないのだとつくづく感じます。そんな住宅街にある映画館で「秒速5センチメートル」を鑑賞してきました。字幕と希望者には音声ガイドがついていてバリアフリー上映です。この音声ガイドが好評なのでやって来ました。

・美術鑑賞教室
普通に見ていて気がつかないところに気づかせていただきました。波の穏やかさが大事だったのですね。

・「立つ」のニュアンス
貴樹と花苗が立っているところは「立ちすくむ」とガイドでは表現せれていました。ここがグラッと来ました。「立つ」「立ちすくむ」「立ち尽くす」「立って眺める」等々色々ありますがそれらは心境を表してる言葉でもあるのですね。日本語って絵では表現するのが難しい微妙なニュアンスが面白いと感じました。

・畳み掛けて忙しくなる
三話の就職するところでガイドのテンポが上がっていたのは素晴らしかったです。忙しくて余裕がない、なにかに急き立てられるような感じがしていました。作画も広い空は写らず。暗く窮屈な空です。そこが見事に一致していました。
・明るい明里
明里は結婚が決まり明るい未来へと歩んでいきます。岩舟駅で両親と別れるところではガイドの光の描写が美しく明るい未来を感じさせられます。新海作品は繊細な光の描写が多く伝えきるのが難しいと思います。その中であのシーンの雰囲気は特にしっかり出ているなと思いました。

・再現する通学路
ラストは小学生の時の通学路であると言うことが触れてあることが冒頭のシーンの再現であることを表していてハッとしました。これ大事ですよね!また明るい世界に戻ってきた感じがして素敵でした。

・天の川に雲
逆に自分だったらここは外さないだろうなと思ったところは天の川にかかる雲です。紙ひこーき飛ばしのシーンは雲が掛かって銀河といいますか未来がよく見えないのが大事だと思います。
・ポストの再現
子どもの貴樹のアパートのポストの表現は揃えたほうが良かったかなと思います。あれが3話で出てきますね。これで昔を振り返ってると思うのです。通学路のように揃えた方が良いのではないでしょうか?

ざっとこんな感じでした。劇場ではメモをとりにくいのが悩みどこ。

目が不自由な方にはどう映ってるのでしょうか?自分だったらこうしただろうとも考えたりしてみましたが「音声ガイド」のプロでないので的はずれだったかもと思ったりします。

全体的には良かったです!叙情的で素敵なガイドでした。

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