「リズと青い鳥」の聞き所見所はここ!

本日「リズと青い鳥」(山田尚子監督)を観てきました。音楽にも工夫が一杯で楽しいですね。独断と偏見で?聞き所をまとめてみました。

・鳥が飛ぶとき抜ける
はじめは童話のワンシーンから始まります。リズが青い小鳥を見つけたその時に小鳥は飛び立ってしまいます。その飛び立つときにそれまで鳴っていた木管楽器が抜けていきます。小鳥との別れでしょう。

・ピアノの通奏低音と木管
日曜日の登校のシーン。二人だけで音楽室に向かいます。そこの音楽はピアノが同じメロディーを繰り返すなかで他のメロディーを積み重ねていきます。。やがて木管楽器が入ります。音楽室に近づくにつれて高鳴る気持ちを著しているようです。そして木管楽器はお互いの息吹、二人きりになったとき感じるそれを著しているようにも聞こえます。
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・「決断」で消える
第三楽章のタイトルを霙が読み上げた瞬間に木管が消えます。決断とは別れでしょうか?

・青い鳥とフルート
嵐の前、パン屋から帰った辺りで青い鳥が登場するのですがそこでフルートが入ります。

・リズと倒れていた女の子
嵐の後リズが倒れている女の子を発見するシーンです。リズが起こし女の子が応えます。ちょうどそのタイミングで木管が掛け合いをしています。画面と音楽のシンクロが決まっています。

・「まってで抜ける」
このメモ、確かハグしようとしたときに断られた時のものだったかな?ちょっと記憶が曖昧です。それまで鳴っていた木管が消えてしまったのでしょう。(要確認)

・フグと向こう側の消えそうな木管
霙がフグを眺めているシーン。向かい側の校舎から視線を感じます。そこで木管が鳴っています。視線みたいです。

・ごちゃごちゃの中から「リズ」
チューイングなり音階なりを各自で調整しているときに「リズ~」のメロディーが割って入ります。鳴らした本人は自覚ないかもしれませんが、コンクールに向けての練習開始合図に私には聞こえます。

・お祭りドキドキ
お祭りに行くという話の時に木管が下で鳴っています。ドキドキを表しているようです。

・不穏なチューイング、完全五度
第三楽章のソロがどうにかならないかと乗り込んでくるシーン。不穏な空気が漂います。その時に他の部員がチューイングしているのですが「レ」と「ラ」の音でハモるのです。完全五度といってピタッとハモり過ぎて不気味な、長調でも短調でもないぼんやりとした雰囲気の和音です。ベートーベンの交響曲第九番も「ラ」と「ミ」のそれから始まりますね。
その後に「ファ#」が
入り長三度の和音が明るく響きます。普通の「ドミソ」の仲間ですね。大事にならなくて良かったという感じです。
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・楽譜のメッセージ
ラストのシーンで楽譜のメッシージを発見する瞬間に木管が入ります。彼女の息吹のようです。

いかがでしょうか?リピートする方はこのポイントを意識されると面白いと思います。
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