遂に来た!「君の名は。」の聖地! ぬくもり飛騨路号乗車記

 賑やかであった温泉地を後にして再び薄暗い山道へと進む。暫くするとジャンケン大会を始めるとのこと。高山の観光協会だったか旅館のおかみさんかが押し掛けてきて車内は光が差したかのように明るくなった。普通、山道というものは昼間でも陽が隠れるものであるが。そして賞品が懸かっているとなったらもう皆目が輝いている。私もその一人で賞品の飛騨の駄菓子は好物でもある。
「それではいきますよ、ジャンケン・・・」
出した。あっさり負けた。トホホ。寝台特急トワイライトエクスプレスでも恒例行事でありその列車が廃止された後も仲間内でやっていて鍛えた積もりであったがそういう問題では無さそうだ。ジャンケンは運である。
間もなくするとトンネルに入った。高山線で一番長いトンネルとアナウンスされていた。そして分水峯を越えるえるトンネルでもある。もう日本海側なのか。こう考えると長い旅であるように感じる。
いよいよ出口である。線路は緩やかな曲線を描き下って行く。大地は緑が舞えており光輝いている。列車はそこへと舞い降りて行く。間も無く高山だ。

高山はこの辺りで一番栄えており観光客も多い。この駅で多くの方が降りていった。そして、岐阜から案内等を担当して下さった方々ともお別れ。ホウムにはゆるキャラ達もやって来て笑顔で見送って下さった。

広告



列車は終着飛騨古川駅を目指す。高山に比べ少々地味な印象もあるのだがそこを目的にする客も多かった。それか乗車目当ての鉄道マニアだろうか?
到着までの時間は意外と短い。急行列車であるからだろうか。それとも以前の旅が暗く寂しい旅路であったからであろうか。
5月の盆地は心が弾む。緑が主体であるが所々に色とりどりの花も見られ心が和む。かたんかたんと胸が高鳴る列車旅だ。
終点だ。名残惜しいな。とても楽しませて貰った。
改札を出ると列車の到着を待ち構えていたような物産市が開かれていた。どれも美味しそうである。そして、この日は限定TOICAの販売もあった。買い逃して了った一品だけに自分でも目が輝くのが分かった。


普段飛騨古川駅の二番線に特急列車が入線することは殆ど無い。アニメ映画「君の名は。」の1シーンは現実と少々異なる。然し、今日はぬくもり飛騨路号が折り返し運転の為に待機している。ヘッドマアクが異なるもののほぼ映画と同じ光景だ。その光景が見える自由通路に行くと最早既に人が集っていた。作品の人気が伺える。何とか隙間に入り込ませて頂いてその光景を目にすることが出来た。
遂に来て了ったのだ。物語の舞台飛騨古川。こうして聖地巡礼の旅は始まった。

広告


シェア、拡散歓迎です!宜しくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA