「君の名は。」飛騨の聖地巡礼の旅~バス停、行き詰まり

この日は朝早くから動き出す予定であった。朝六時が随分遅い時間に思えた。果たして、聖地のバス停に寄って行く時間は有るだろうか。実は角川に来た一番の理由は聖地巡礼では無かった。此の駅が白川郷の最寄り駅だったからなのだ。そこから歩いて行ってみようと思い立ってあの駅で寝たのだ。最寄り駅と言っても30キロメートル以上あるので朝早く出なければならない。果たしてバス停に寄っていても良いのだろうか?まあ大丈夫であろう。夕暮れ時には辿り着けるであろう。そう考えてバス停へと向かった。

 


バス停へは国道360号を逆に向かうことになる。つまり天生峠を経由して白川郷へ向かう道と同じ道なのである。そこで私はとんでもないものを目にして了った。
「天生峠 冬季 通行止め」
見渡す限り緑は萌え雲がピクニックにでも出掛けているような五月の陽気である。何が「冬季」だ。にわかに信じ難い。


それはさておきもうすぐ件のバス停である。線路が見えてきたので最早すぐだ。これか。小さな小屋である。だが田舎道を歩き回っているとこういうものも有り難い存在である。普通、特に疲れていなければ見落として了いそうなバス停が整地に様変わりしている。中を覗けばポスターが張られノートが何冊かある。大勢の方々が来たのだ。
座ってみると心を無に出来る。疲れ切った彼らには最適であっただろう。そして目の前には水害の記憶を今に伝える標があった。災害の記憶とその伝承を主題の一つにしている映画にぴったりの場所だと解る。ついつい「バス停カフェ」をしたくなって了った。
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さて、取り敢えず峠に向かってみよう。もしかしたら歩きなら通れるかも知れない。再び駅の前を通りバス停の対岸を行く。鬱蒼と茂った木々に囲まれている。暫く行くと集落の境に来た。この先はどんな村があるのだろうか。

先ず目に入ったのは陽光、そして風車。園芸とかでよく見るペットボトルを切り抜いて作ったものだ。カラフルな異世界である。そして手前の踏み切りのそばにトンネルの出口がどっかりと身構えている。そしてその反対側は鉄橋になっている。何かのアニメの舞台になっていたような気がするのは気のせいだろうか。
村の入り口付近にはバスの待合室がある。随分立派なものを造ったものだ。そして小学校か中学校か解らないが学校がある。
三桁国道を進むと左手に倉庫や郵便局が見えた。この辺りが中心部であるようだ。そして右手には日本家屋が壇を築き頂きには鳥居が聳えている。
丁度良いところに住民の方が歩いていたので尋ねてみた。
「ここから先は本当に通行止めなのですか?」
「まだ雪をどけてなかったかと・・・」
相変わらずの春の陽気の中で雪の話をするなんてにわかに信じがたいが引き返した方が良いらしい。このまま行って徒労に終わるのも馬鹿な話だ。さて、何をしよう。

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