「君の名は。」飛騨の聖地巡礼の旅~聖地の酒と空気は素敵です。

村を後にし緑に包まれた角川駅へと戻って来た。色々と考えたがひだ36号大阪行きに乗る事にした。夕刻の発車なのでそれまで時間がある。古川でやり残した事があるので再び戻った。車窓からの眺めは相変わらず美しい田畑ですっかり通い慣れた道になって了ったと苦笑した。この旅で何往復しただろうか?
「やり残したこと」とは口噛み、もとい聖地の酒を入手する事である。重いので酒を持ち歩く気になれないので最後にしていた。お店の大体の場処は初日に通りかかった時に看板を見ているのでわかる。記憶を頼りに歩くと杉玉が目に入った。よし、着いた。そう思ったが雰囲気が違う。もっと華やかな看板やポスターがあり、「君の名は。」の聖地巡礼に来た者なら誰もが足を止めて了いそうな店先だった。それに比べ素朴な店構えである。しかし、見過ごせない店である。この造り酒屋の造る酒の銘は萬葉集に由来するそうだ。飛騨は萬葉集の舞台でもあったようだ。飛騨細江駅には思い入れがあるが「細江歌」なるものがあるのは知らなかった。「君の名は。」でも萬葉集が果たす役割が大きいだけに大変感動した。とは言うもののお酒を何本も持てないので今回は寄らなかった。名古屋から遠くないので次の機会に回すことにした。


そこから程近い所に「聖地の酒」の蔵元は在った。「蓬莱」を醸している渡辺酒造店さんである。早速入ってみると聖地の酒がすっかり看板商品に成っていた。瓶子は案の定多治見で作られたものだそうだ。この手の陶磁器は大抵そうだ。
この企画は就職したばかりの若手二人の発案らしい。流石流行の最先端である。富山まで映画を見に行ったのだとか。その甲斐あってのヒット商品である。これからの活躍にも期待したい。

他にも魅力的なお酒が沢山ある。見ていて飽きない。気になったのが「飛騨のどぶ」。かなりドロリとしたにごり酒である。これこそ口噛み酒に近いのではないだろうか?詰め替え用に購入した。

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最後に一度気多若宮神社にも行き改めて聖地の神の気を感じた。そろそろ高山駅でひだ36号に連絡する普通列車に乗らなければならない。お腹が空くので地元のスーパーでお弁当を購入。おふくろの味だそうだ。作中の一葉ばあちゃんの顔が頭に浮かぶ。
普通列車は聖地の真ん中を走ってくれるものだから最後に思い出に浸ることができた。人と自然とが共存した居心地の良い町であったとしみじみ感じた。


ひだ36号は私たちの列車を待っていた。先頭車両が自由席。生憎展望が利く最前列右側は先客がいたが運転席直ぐ後ろは空いていた。次は高山で待ち構えよう。お弁当と聖地の酒とで飲み鉄の準備は整った。楽しいひとときになりそうである。
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