NandS 高速バス「あおば号」で仙台へ

N and Sという言葉がある私が造ったからだ。「N」はNight。この場合は夜行である。バスであるか鉄道であるかは気にしない。そして「S」は新幹線である。この二つを利用して効率よく超長距離を移動しようという訳である。
 青森は本州の北のはずれ、東北本線の終着駅である。東京から見ても遠い土地である。名古屋からは新幹線を乗り継いで行かねばならず朝一番の列車に乗っても昼近くにしか到着できない。そこで、夜行を使って自分と新幹線が寝ている間に東北入りして了おうという訳だ。そして翌朝動き出した新幹線にさっと乗って了おうと考えた。

 名古屋発仙台行きの発車時刻は夜行にしては早い9時30分。すぐに寝付けそうにないので酒でも呑もう。コンビニでヘッドマークチャーム付きのヱビスビールを購入。北国へ向かうのに相応しくはつかり号と北斗星号。それから吉野家の牛丼も購入。
 ナナちゃん人形が目印の名鉄バスセンター。待合室も完備されており待ち時間も悪くない。発車10分程前にバスが入って来た。本日の「あおば号」は宮城交通が担当。杜の色の彩やかさが良い。乗り込もうとしたら座席変更したものが乗務員の名簿で反映されておらず確認作業という事に。30分前まで変更できるのにそれより前にプリントアウトしたらしい。そういうトラブルはあったものの無事乗車。
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 ここから先、高速バス素人の私は学ぶべき事が多かった。先ず、ゆっくり呑めるような場所ではない。兎に角揺れる。右に左に曲がるわタイヤが何か踏んづけたのかゴツンと来るわでこぼすも時間の問題。牛丼とビールはサッと胃袋に納めた。そして、其の様な有り様なので寝るしかない。故に貴重品と壊れ物、それからスマホ等充電したいもの以外はトランクに預けて良い。というか車内は狭いので預けるべき。今回の旅の反省点である。
 仙台迄のルートは山道を走る。中央道を走り長野県から北関東へ抜け東京を起点としたルートに囚われず最短距離で突き抜ける。そうは言っても仙台は遠く早朝まで休憩は無い。乗務員交代の為に何度か止まったが降りられない。と言っても車内のトイレが綺麗に掃除されているので問題は無い。
 寝ようと思えば寝れるが折角なので外を見てみた。夜という事もありトラックが殆どだ。恵那峡の橋は闇の中でも浮かんでいるようだ。そして意外と星も見える。常夜灯で明る過ぎるかと思ったがそうでもない。オリオン座がはっきり見えた。たまにパーキングエリアで乗務員が交代する。その時に座席にビニールが被さった新しいバスも見えた。しかも車体にはビールメーカーのラッピングが施されており酒好きとしては得した気分だ。気分が高揚して眠れない夜も長野県迄。気が付けば北関東にいた。朝焼けがほのかに色付いている。矢張り眠い。もう少しで着いて了うと思うともう一寝入りせねばならない。

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 パーキングエリアで洗顔休憩の後終着の仙台駅へ。駅前を通り駅とバスターミナルの位置関係を丁寧に説明しながら走って下さった。
 遅れる事無く到着。ここから高速バスを乗り継げるが私は仙台駅へ向かった。(続く)

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