平成最後のダイヤ改正、北海道廃止駅駅寝旅~6遂にやって来た初田牛

 そもそも今回の旅は初田牛駅の訪問を考えた時他の二駅もその経路上に在る事から実現したのである。某大先輩オススメの駅という事もあるしネットの写真を見て惹かれたという事もある。だから何としてでも初田牛駅へは行きたかった。寝耳に水の廃止の知らせを受けて飛んだのはその為だ。

 前の駅を出たあたりから運転席の後ろに待機。これまたえらい秘境に入ったのか走れど走れど雪原の中。ワンマン運転の自動放送が鳴っても駅は見えず。かと言って曲線の死角でもない。駅はどこだ。速度が落ちてきてようやく見えた。ホームも必要最低限の設備しか備えていない。駅舎はただでさえ小さな小屋なのに白く雪と同化しているのだ。そして辺りも駅の前、町の中心部という雰囲気が全くしない。民家が無い。それがあれば駅に近づいたと感じるのだが。

 後ろの客室からやって来る人は居らず私一人だけが降車。ズボッと新雪へと足を突っ込む。除雪がされていないのかついさっきまで雪が降っていたのか。まあこんな誰も使わない駅だから仕方がない。
 列車は只々淡々と発車して行く。誰が何処の駅で降りようが知ったことではない。それが列車の仕事だ。只、乗客の視線が少々気になった。噂の廃止駅だからだろうか、それとも降りる人が珍しいのだろうか。
 タラコ色は雪に萌える。それがふっと消えて了えば秘境の時間の始まり。駅の裏が広々としすぎている所為もありとても孤独である。それにしても何故こんなにだだっ広い空間になっているのだろうか。道路が通っているがそこまで出るのに回り道をしなくてはならない。まさか交換設備があったとか。それは違いそうだ。この駅は駅であるがほんの小駅。昔もそれは変わらないだろう。
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 取り敢えず駅舎へと行ってみよう。その前に立ちはだかるのが雪である。長靴の用意が無いので雪が入って来て冷たい。本当のパウダースノーである。搔き乱さないようにゆっくり踏みつけながら駅舎内へ。風が無いだけマシであるが凍れる大地の小屋らしい寒さである。駅ノートが見当たらないと思っていたら高い所に掛けられていた。わざわざそうしなくても椅子に置いておけば良いのに。どうせ全て列車待ちの人で埋まる訳が無かろう。
 ここのノートはしっかり管理されていた。細目にバックアップを取っており盗まれていない。一度きりの訪問ならまだしも通うとなるとまた大変であろう。そのノートを有難く拝見する。何と駅周辺の略図が書いてある。小学校跡があるらしい。という事は矢張り昔は人が多く住んでいたのだろう。列車の撮影をしようにも次の列車まで時間は充分ある。早速行ってみよう。

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