残り一往復!700系こだまに乗ってきました。

 こだま号の主力車両であった筈の700系が風前の灯だ。JR東海ツアーズの「ぷらっとこだま」の設定がある列車は一日に一往復しか無い。

 今回の旅のメインはJR東日本の快速列車にひたすら乗る事である。また「青春18きっぷ」の期間が終わっているので「北海道&東日本パス」がお得である。そこでそのフリーエリア迄の移動手段も兼ねて700系に乗車したのだ。

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 乗り換え時間5分、しかも若干遅れている。例によってギリギリになって了った。普通の切符では無いので焦ったが何とか間に合った。幕式の行先表示機に出迎えられいざ700系の旅へ。今回はグリーン車。「ぷらっとこだま」の場合普通車と千円しか差が無いから快適な割にお得である。座席の色は落ち着きのある深い緑色。クッションはやわらかめで時代を感じる。最近の流行は人の形に沿った固めの座席である。
 そして窓が大きいのには改めて感動した。これ位の大きさがあると景色の見え方も違ってくる。
 重ためのモーター音を響かせながら速度を上げて行く。高くツーンとした最新型の音が聞こえない。これもまた懐かしい。
 時折カーブで車内に揺れが伝わる。大したことのない揺れであるがN700系に慣れて了うとどうも気になる。確かに技術は進歩している。そういえば300系は時折前後の車両がゴツンとぶつかるような音もしていたな。旧い車両に乗ってこそ判る違いである。

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 こだま号は停車駅が多く通過待ちのための停車時間が長いイメージがあったがこの列車は一本だけの通過待ちが殆どだ。他の列車の本数が少ない時間帯のようだ。だからこそ俊足な新型車両で逃げ切る必要が無く700系での運用が残ったのであろうか。
 今回はまだドリンクの引き換えが済んでいない。なので長時間停車があって欲しかったが仕方が無い。静岡での約5分間の停車時に時計を気にしながらダッシュ。折角なので名古屋で売ってない静岡ビールを選択。ホームから一階下のコンコース迄行っていたが十分間に合った。

 ビールで一息入れている内に細々と停まり最早神奈川県。在来線に比べ何と言っても楽である。三島や熱海で乗り換え無く通過できる。
 新横浜を出たら車窓に多摩川が広がり間もなく品川駅との放送がある。この品川駅の新幹線駅が開業や現在の車内チャイムに変更されたのはこの700系が新型のぞみとして東海道山陽新幹線の花形だった時の事だ。その歴史の重さには感慨深いものがある。そして、もう間もなく終点なのが名残惜しい。

 終点の東京には定刻に到着。そしてすぐに回送列車となる。この一本の運用の為だけにのそりと起きて来たご隠居様のようだ。そして見渡す限りN700系が動いている。

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